もともとの話から始めると、一昨年(2015年)に遡ります。
4月末に、聴覚障がいをはじめ様々な特性を持つ人々が出演し、ユニバーサル・エンターテインメントとして上演された«命、生きる力»という舞台がありました。
当初は情報保障等を担当するスタッフのつもりで参加していた私は、いつの間にかジャンベ演奏者として舞台に上がり、聴覚障がいの方たちと作品を作る側になっていました。
この舞台が反響を呼び、昨年8月に放送されたNHK教育の«みんなの手話»で取り上げていただきました。
その番組が以下の予定で再放送されます。
・2月19日(日) 午後7時30分?7時55分
・2月21日(火) 午前10時25分?10時50分(再々放送)
私は昨年の本放送を見逃してしまったため(だって予約録画したつもりが動作してなかったんだもん)、なんだかドキドキです。
この舞台と番組は、私の中で比較的に意義深い経験になりました。
今まで聴覚障がいの友人知人は沢山いましたが、一つの作品を一緒に作り上げたのは初めてだったこと、その中で私個人・および視覚障がい者の果たせる役割が大きいことに気づけたこと……。このような経験を通して、アートの世界でもダイバーシティ(多様性)が新しいものを生み出す力になること(イノベーション)を再認識しました。
ってか難しいこと考えなくても、聴覚障害者向けの番組に全盲が出ちゃうってなんかおもろくないっすかー?